名古屋・栄の老舗百貨店松坂屋では2012年春に全館一斉リニューアルを迎え、その一環として南館1Fの大津通り沿いにプロジェクターを用いた大型サイネージシステムを導入しました。
ピンナップ写真やファッションブランドの広告、催事案内など様々な情報が映し出され、街を行く人々の視線を集めています。
エントランス内にはプロジェクター本体色と調和したフレームを組んで、上下に2台スタックしたプロジェクターを2セット吊り下げています。人通りの多い空間にあるため、天井からの圧迫感を感じさせないようにしています。プロジェクターは明るさ7000lmの高輝度で日中でもその効果は屋外からでもはっきりと確認できます。また、4つの画面を繋ぎ合わせて1つの画面にするにあたって、重なり部分が目立たなくなるブレンディング技術が使われています。
スクリーンは3M社の「Vikuiti RPF」を採用。1枚当たり84インチを4枚並べて貼りつけて170インチ相当の大型画面を実現しています。発色が良く、視野角も広いフィルムタイプのスクリーンです。
※広告業界の専門雑誌「Signs&Displays」2012年6月号に掲載されました。
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